現在、私たちは、さまざまなメディアを通して高度情報化社会の中におり、それらを背景に、これまで構築されてきた社会の仕組みが大きく変わろうとする時代にいます。それは、私たちが経験していない新しい時代の幕開けでもあり、未来のまちづくりに向けての模索の時代でもあります。このような時代にこそ、地域の文化や歴史など資源を背景にした独自の計画的な地域経営が求められています。地域資源についてのフィールド調査やワークショップ、計画及び研究の経験をもとに、地域発の誇りと愛着のある計画づくりのお手伝いをします。

現在、私たちは、混沌としているものの、豊かな生活の中にいます。しかし、確かに物質的には豊かになりましたが、精神的な豊かさは、過去と比較して、コミュニケーション不足に代表される課題や問題を多く抱えていいます。書籍や広報誌やパンフレットや、映像・Webなどの編集制作を通して、思いを表現して形にする、地域と人、人と人とのコミュニケーションづくりのお手伝いをします。

活発に動く経済や文化。大企業や大規模なイベント等の情報は、多くのメディアを通じて広範に報道されます。しかしながら、中小企業やベンチャー企業、そして地域に秘められた固有の文化や資源などの情報は、その陰で忘れられています。秘められた地域の魅力をいかにしたら引き出し、時代のニーズに合った魅力として輝かせることができるのか。私たちは、その貴重な文化や資源を、「地域ブランド」として新たな視点での情報発信するお手伝いをします。

コンベンションが、地域の活性化に果たす役割が問われ、これからの地域セールスや産業誘致、観光振興につながることを具体的に立証すべき時代になってきました。コンベンションの目的は、地域に滞在しながら、意図したプログラムに沿って参加者同士、参加者と主催者、そして開催地の関係者が交流し、その成果を挙げることにあります。地域間、施設間競争の時代だからこそ、地域の魅力発信と開催地ならではのおもてなしの創意工夫が、リピーター創出につながるとも言えます。また、地域のさまざまな問題解決を図るためには、住民の一人ひとりが「自分たちのまちは自分たちでつくる」という自覚を高め、共通課題に対して個人や地域でできることは個人や地域が担い、解決しえない場合には、行政と協働して取り組むという姿勢が大切と考えます。講演会やシンポジウムなどのイベント開催は、地域課題に対する住民の自覚を促し、住民と自治体の協働による新たなまちづくりの第一歩となります。私たちは、蓄積したネットワークによる多彩な人脈と豊富な運営経験により、新たな地域づくりのお手伝いをします。

集客施設は、施設コンセプトに基づき、ユーザー目線、地域目線に立って計画し、地域に愛され、地域に根ざした施設づくりと運営が大切です。そのため、類似施設調査や人員計画などを含めた運営計画や運営マニュアルなどが必須です。施設運営にあたっては、地域に根差した施設づくりと運営方針をもとに、これまで蓄積したニーズにあわせて、各分野のスタッフがプロジェクトチームを構成して対応し、サービス向上と効率化支援のお手伝いをします。また、目標誘客が可能となるプロモーション計画を作成するとともに、研修の計画と実施など、運営に携わる人材育成支援についても幅広く支援を行い、地域にとって魅力的な施設づくりのお手伝いをします。

NPO法人を取り巻く環境も少しずつ変化し、中でもNPO法人と行政による協働の取り組みについてはますます活発になり、その方法や内容も多岐にわたるようになってきました。しかし、一方では、事業を行う中で、さまざまな課題や問題が浮き彫りになり、その解決に向けた取り組みを求められています。これまでの実績をもとに、NPO法人や団体の設立や、事業活動を行う上での課題解決に向けての取り組みのお手伝をいします。